お薬Q&A
お薬のことに関する素朴な疑問にお答えします
お薬を服用する際、「これってどうなんだろう?」といった様々な疑問があると思います。
当ページでは、お薬に関する素朴な疑問にお答えするとともに、知っておくと便利な豆知識なども事例としてご紹介しています。是非ご一読下さい。
- 薬局なら、どこでも処方せんが調剤できますか?
お薬を扱うお店には「薬局」と「薬店」がありますが「薬局」であればどこでも調剤できます。「調剤室」があり薬剤師が必ずいるところが薬局です。
「保険薬局」、「保険調剤」、「処方せん受付」などの表示があるところでは、どこでも調剤できます。- 「お薬手帳」と「お薬の説明書」の違いは?
「お薬の説明書」は、処方されたお薬についての説明をするためのもの。一方の「お薬手帳」は、お薬についての情報をすべて集約、蓄積しながら、その情報を医療者側が共有するものです。お医者さん、薬剤師に、それぞれ他のお薬との飲み合わせなどをチェックしてもらえます。
- どれくらいの量の水で薬を飲めばいいですか?
薬がよく吸収されるように、コップ1杯くらいの多めの水で飲むようにしましょう。小量の水では薬がのどや食道にはりついて炎症や潰瘍をおこすこともあります。
- 「食前」「食間」「食後」のお薬の正しい飲み方は?
お薬はお食事と密接な関係があり、お薬を効果的に服用するためには、お食事とのタイミングが重要です。きちんと服用方法を守りましょう。
食前 … お食事を取るおおよそ30分前に服用してください。
食間 … お食事と次のお食事の間。だいたい食事後2時間程度のタイミングです。
食後 … お食事してからおよそ30分後に服用してください。- お薬が飲みにくいとき、何か対処法はありますか?
例えば、粉薬を錠剤やカプセルに変えるなど、お薬によっては飲みやすくして処方できるものがあります。また、砕いて粉末にすることができるものもあります。ただ、上記の方法をとれないものもあるので絶対に自分の判断だけで行わず、まずはお気軽に薬剤師にご相談ください。
- 薬を保管する際に、注意することは何ですか?
高温、日光、湿気を避けて、乳幼児や小児の手の届かない場所に保管してください。お薬の種類によっては、冷所保存や暗所保存のものなど、特殊な保管の仕方の薬もありますので、薬局でよく説明を聞いてください。また、誤飲を避けるために、内服薬と外用薬を区別して保管することもポイントです。